お兄ちゃんの怖いモノ。
2018/01/10
■超未熟児育児日記その18
※この記事は2000年に924gの超未熟児を出産した代表の過去の育児日記を振り返り、加筆しながらご紹介しています。
よく、その子が怖がる特有のモノを引き合いに出して「言う事聞かんとオニが来るよっ!」なんてセリフを聞くことがありますよね。
ウチのお兄ちゃんはすごく怖がりだけれど、これが一番!っていう決定的なモノがなかったので、「おりこにせんと、サンタさんがプレゼント届けるのやめるって言いよったで!」をよく使っていたのですが、これはイマイチ効き目がありませんでした。
そんなある日、久々に実家にあがりこんだものの子どもたちが遊ぶモノがなかったので、私の妹の部屋に「何か遊ぶモノないか、探しに行こうか。」とお兄ちゃんを連れて行き、戸を開けるとそこには何と生首がっ! しかもちゃんとこっち向いて、ちょうど彼の目の高さに鎮座しているではありませんか!
そう、それは美容師である妹が、何かのコンテストで入賞した時の記念すべき首マネキン。それを見た途端、お兄ちゃんは震えながら私にかきついて来て、大声で泣き叫びました。急いで戸を閉め、一生懸命なだめていた私ですが、心の中で「これは使える。」とニンマリしてしまいました。
次の日、いつものようにごはんを前にしてもウダウダ言いながら遊んで、一向に食べようとしないお兄ちゃんに「ちゃんと食べんとさっちゃんの部屋からお人形が来るで!」と言うと効果テキメン。泣きながら必死に食べていました。
でも「トラウマになりそうやし、もうやめとこうかな。あの人形じゃ、大人でも怖いくらいに強烈で生々し過ぎるもん。」と、結局その後のお人形活用は封印しました。
それにしてもいくら仕事でいつも使っているとはいえ、妹も寝室にあのようなものを置いてよく眠れるもんだと感心したのを思い出します。
ちなみに私は子どもの時、母親より怖いものはなかったですけどね~。いやこれ、ホントです(^_^;)。
※こちらに超未熟児で生まれた娘の成長アルバムを載せています。写真公開を嫌がる年頃になったので小学校低学年くらいまでのものですが、2017年現在、元気な女子高生です♪
出産祝い・ベビーギフトに。感動と価値の続く「タイムトラベルボックス」
※チョーチ・チョーチは協会推薦シューズ&認定「足育アドバイザー」です。
※私と同じく、超未熟児ちゃんの育児経験から小さい赤ちゃん用の肌着・点滴用の肌着を製作・販売されているHappyFroggy.comさんはこちらです。≫