お兄ちゃんの赤ちゃんがえり・育ちゃんって言うて!
2018/01/10
■超未熟児育児日記その11
※この記事は2000年に924gの超未熟児を出産した代表の過去の育児日記を振り返り、加筆しながらご紹介しています。
今回の記事はお兄ちゃんの話です。
以前の記事に書いたように、育ちゃんをとてつもなくかわいがりはしても、やきもちを焼いていじめるようなことはなかったお兄ちゃん。 けれども素晴らしく『赤ちゃんがえり』をしました。
自分が本当の赤ん坊だった頃は全然興味なかったのに育ちゃんのおしゃぶりを取り上げて吸うし、スーパーでは24ヶ月までのベビーカートを指さして「育ちゃんみたいのに乗る!」と言って聞かず、きっちきちで買い物をしたり、「育ちゃんみたいに抱っこして!」と12キロも越えているのに横抱きを要求したり、しまいには「育ちゃんって言うて!」と育ちゃんになりきる始末…。
当然自分でご飯を食べようとしないし、トイレトレーニングも見事に後戻り。いい加減にしろー!!なーんて、本当はそんなお兄ちゃんの気持ちもわかるような気がするし、かわいいのよね☆なんて思いました。
子どもが1人の時は初めての育児に神経質になるばかりで全く気持ちに余裕がなかったし、パパが単身赴任中だったのでモーレツに手の掛かる子だったお兄ちゃんに毎日ひとりで向き合わなければならず、近所の奥さんに「赤ちゃんってかわいいし、いいわね。大きくならないでって思うでしょ。」と言われた時、本気で「とんでもなーい!一刻も早く成人してー!!」なんて思ったものです。
けれど、子どもが2人になってからは慣れて加減がわかるようになったのと開き直ったのとで、素直に「子どもってかわいい♪」と思えるようになりました。
周りの人たちが「1000gを切るような未熟児っていったら、さぞ育児そのものも精神的にも大変でしょう。」と心配するのをよそに、育ちゃんにもお兄ちゃんにも気持ちにゆとりを持って接することができました。
その時は少々面倒でも、過ぎてみれば懐かしく楽しい思い出となる「赤ちゃんがえり」。「ウチは今まさにその時期!」というママも、ぜひ面白がって赤ちゃん返りエピソードを書きとめてみてください。後で家族で楽しめるネタになりますよ!
※この次は「超未熟児なのに…ママは強烈楽天家!?」へ続きます。≫
※こちらに超未熟児で生まれた娘の成長アルバムを載せています。写真公開を嫌がる年頃になったので小学校低学年くらいまでのものですが、2017年現在、元気な女子高生です♪
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※チョーチ・チョーチは協会推薦シューズ&認定「足育アドバイザー」です。
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