924g超未熟児・育ちゃんの誕生。
2018/01/10
■超未熟児育児日記その2
※この記事は2000年に924gの超未熟児を出産した代表の過去の育児日記を振り返り、加筆しながらご紹介しています。
第1子の帝王切開のときになぜか下半身麻酔が効かず、全身麻酔で手術した私でしたが、「今回は赤ちゃんの命に関わるので何としても下半身麻酔で」と言われていました。 後で冷静に聞くとなんと恐ろしい宣言だろうと思いますが、どちらにせよ、すぐに意識がなくなってしまいました。
外では救急車が待機していて、子どもは取り出されてすぐに総合病院に搬送されましたが、ちゃんと産声を上げ、命ある状態でひとまずは無事に次の病院に行ったとのことでした。
一方で私自身は手術の何時間か後に一度目が覚めましたが、その後丸1日以上意識が戻らず、排泄も全くないという危機的状態。結局は娘の後を追うように、総合病院に搬送されました。
少し遅くても、逆に早くても母子の命が失われるという究極の状態において、絶妙なタイミングで手術が決行されたものの、その後劇的に回復するとはいかなかった私。一時は透析の必要性にも迫られ、それはなんとか回避したのですが、輸血をはじめとする様々な治療を受けながら、結局1ヶ月近く入院しました。
家族は924gという超未熟児で生まれた娘を目の当たりにしたにもかかわらず、命の危機ということにおいては断然私の方を心配したそうです。
そんな状況でしたから、ベビー室(NICU・未熟児の集中治療室)にいるわが子と対面したのは誕生から5日後のことでした。
※こちらに超未熟児で生まれた娘の成長アルバムを載せています。写真公開を嫌がる年頃になったので小学校低学年くらいまでのものですが、2017年現在、元気な女子高生です♪
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※チョーチ・チョーチは協会推薦シューズ&認定「足育アドバイザー」です。
※私と同じく、超未熟児ちゃんの育児経験から小さい赤ちゃん用の肌着・点滴用の肌着を製作・販売されているHappyFroggy.comさんはこちらです。≫