超未熟児出産となった理由。
2018/01/10
■超未熟児育児日記その1
※この記事は2000年に924gの超未熟児を出産した代表の過去の育児日記を振り返り、加筆しながらご紹介しています。
私が28週目に帝王切開で出産することになった理由はズバリ、妊娠中毒症でした。
別に不摂生をしていたわけでも何でもないけれど、血圧もたんぱく値もどんどん上昇し、入院せざるを得なくなったのです。
これ以上、ほんの少しも血圧を上げるわけにはいかないということで、病室ではテレビや本を見ることはおろか、カーテンを閉め切って部屋を暗くし、人と会って話すことも一切禁止。
じっと寝ているだけなのに、鼻血はしょっちゅう出るし、めまいもするし、視界に銀のキラキラが飛ぶし…と、かなり悪い状態で、自分でも10ヶ月持たないことはわかっていました。
そんな28週のある日、突然病室に入ってきた先生が「今から準備でき次第、手術します。」と言い放ったのです。
早めの出産を覚悟していたとはいえ、「今から宣言」はやはり強烈でした。「今出したら赤ちゃんはどーなるの?」といった具体的な文章が頭に浮かぶでもなく、感情的には「悲しみ」でも「不安」でもなく、とにかくすごい強烈な『衝撃』に襲われて、涙がどわっ!と出ました。
しかしなぜかすぐに涙は引いて、手術室に運ばれるときには不思議と落ち着いた気持ちでした。
その後の自分自身の命の危機を全く予測していなかったからかも知れません…
※この次は「924g超未熟児・育ちゃんの誕生」へ続きます。≫
※こちらに超未熟児で生まれた娘の成長アルバムを載せています。写真公開を嫌がる年頃になったので小学校低学年くらいまでのものですが、2017年現在、元気な女子高生です♪
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