ベビーシューズのデザインができるまで。
2014/08/18
みなさんこんにちは。
今日はベビーシューズができあがるまでの過程で最初の段階、「デザイン」についてご紹介します☆
靴のデザインは私の担当ですが、「よし!デザインするぞ!」と机に向かってじっくり考えるのではなく、パッ!と降りてきたときにササッと描きます。鉛筆で手描きです。
自分の子どもが1歳頃のことを思い出しながら、「こういう風に開くと履かせやすいな~」とか、「こんなデザインだったらかわいいね♪」を基準に描きます。
描き終えたらスキャナーで画像処理ソフトに取り込み、ソフト上で色づけをします。その方が色変えもラクで、イメージしやすいんです♪
他にもパーツをつけたり、時には革の表面を写真に撮っておいて、合成してなるべく本物の靴の状態に近づけます。特に同じ色でパール調とかシワ感の違う革でどれを使うか悩むときは、試作の前段階で合わないものを振り落とせたりして便利です。
私には男女両方の子どもがいますし、1歳頃というとそんなにハッキリと男女のデザイン的な差はない年頃だと思うので、その感覚で行くと比較的シンプルなデザインに落ち着きますが、たくさんのお客様から「デザインがかわいい!」と褒めていただき、とっても嬉しく・有難く思っています(*^人^*)
ちなみに上の写真にあるモータースポーツの色は、赤ちゃんにはシブすぎるという理由でボツにしましたが、良い記念です☆
色づけ・パーツづけまでできたら、そのデザイン画に細かい注釈を書き足します。矢印を描いて「こっちに開く」とか、ここは1cm位とか、他にもいろんなことを言葉で書きます。
そこまで出来たら製作技術者さんと打ち合わせ。革やパーツの実物を見ながら、当てながら、細かく決めていきます。
デザイン画は基本的に写真の2アングルしか描かないので、他の角度から見たときのデザインや処理についても意見交換します。時には一旦任せてしまうこともあるのですが、そこはさすがプロ!いつも予想をはるかに超える仕上がりにしてくれます♪
こうして出来ていったベビーシューズたち。
どれどれ、どんなデザインがあるの?と思った方はこちらからご覧ください☆
そんな今日の記事もお読みくださったみなさんに、心から感謝いたします。
これからもみなさんに、たくさんの幸せが訪れ続けますように!
祈りをこめて。chochi-chochi☆
※チョーチ・チョーチは協会推薦シューズ&協会認定「足育サポーター」です。
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※私と同じく、超未熟児ちゃんの育児経験から小さい赤ちゃん用の肌着・点滴用の肌着を製作・販売されているHappyFroggy.comさんはこちらです。≫