日本未熟児新生児学会・学術集会訪問記。
2015/04/18
みなさんこんばんは。昨夜あたりから急激に冷え込んできた高知市ですが、みなさんのところはいかがでしょうか?いよいよ本格的に寒さ対策・乾燥対策が必要な時期になりましたので、十分に気をつけましょうね!
さて、私は11日に愛媛入りして、12日には第59回 未熟児新生児学会・学術集会に行ってきました!
ひめぎんホールは立派だった!そして中に入って最初に目に飛び込んできた空間は、なんだかギフトショーのような華やかさでした!
ずらっと並んだ、たくさんの保育器と展示ブース。こんなにたくさんのメーカーさんがあるんですね~
私はもちろん発表するわけでも、専門的な医療のお話を聞くわけでもありません。何をしに行ったのかというと、家族ブースであるこちらへ!
そう、未熟児ちゃん用の小さな肌着、点滴用肌着を開発・販売されているHappy Froggyさんのお手伝い(ただの賑やかし?)に行ったのです。
Happy Froggy の由美子さんは920gの息子さんの出産・育児経験から小さくて赤ちゃんに優しい肌着や点滴用肌着を作った方。私と歳も近く、子どもの生まれた年も近く、子どもの出生体重もほぼ同じで、今は元気に成長し思春期真っ只中なのも同じ。
「なくて困った!嫌だった!こんなのがあればいいのに!」という思いから自分で作ってしまったというところなど共通点だらけ。そんなわけでネットを通じて交流・情報交換をしたり、未熟児ちゃんの情報サイト(Facebookページ)を一緒に運営してきましたが、実は直接お会いしたことはなかったのです。
ところが愛媛で開催される未熟児新生児学会に肌着展示をされると聞いて、「高知から近いし、またとないチャンス!」と押しかけたわけです(^^)。
前日の夜から合流し、夕食も朝食もご一緒しましたが、他の人には通じないような?濃い話がたくさん。自分の育った環境や子育てのこだわりなどにもまたまた多くの共通点が発覚し、今やっていることが似ているのも「なるほどそうか。」と納得しました。
で、学会の最終日にブース前で2人、記念撮影♪
いやーもう、本当にお会いできて良かったです(*^^*)。
ウチの靴と違って、未熟児ちゃん用の小さな小さな肌着や点滴用肌着は新生児医療・看護に直接関係あるアイテム。特に点滴用ミニミニ肌着はそういった現場に絶対必要な超・優秀アイテムです。
1400gくらいまでの赤ちゃん用サイズで、赤ちゃんをあっち向けたりこっち向けたり腕を引っ張ったりすることなく安静にお着替えさせることができて、もちろん点滴の針を抜き差しせずに脱ぎ着ができます。赤ちゃんに負担がないだけでなく、医療者のみなさんもとてもラクなんです。
着たままでレントゲンも撮れるようにボタンは金属ではなくプラスチック製だし、病院の過酷な?洗濯をものともせず長~く使えるよう、それでありながら赤ちゃんの肌触りはとても優しい、すごく工夫された生地を使っています。
細くてあばら骨が浮いたようだったり、胸やお腹の手術が必要だったりした場合に、赤ちゃんがオムツだけで裸だとママや家族のショック、落ち込みも大きいかもしれません。でも、体に合った小さな肌着を着せてあげるとそれらは見えなくなり、ブカブカではないちょうどのサイズを着ることで赤ちゃんが小さく見えなくなります。赤ちゃんも肌着を着ると落ち着き、家族にとってもいいことだらけ。
そんな肌着を着た赤ちゃんを2人、まるでヒソヒソ話でもしているように並べてみました(*^^*)
座らせてしまうとわかりづらいかもしれませんが、この赤ちゃん人形は身長が30cmで、ちょうど私の娘や由美子さんの息子さんが生まれた時の身長と同じくらいです。その子たちが着てほら、ブカブカじゃないからお人形が小さいってあまり感じないでしょ?肌触りも本当に良くて最高ですよ♪
ということをアピールしまくるお手伝いをしたかったんだけど最終日はそれほど忙しくなくて、逆に由美子さんに先生や看護師さん、業者の方、編集者の方などをご紹介いただいたり、彼女に構ってもらった感満載でした(^_^;)
これは私の娘が生まれてすぐから担当看護師さんが書いてくれてた日誌のようなもの。看護師さんが完全にウチの娘になりきって、毎日の治療や様子を教えてくれていましたが、途中から私にバトンタッチ。
あるページには「今日初めてこの子の泣き声を聞いた。泣いてるんだからつらいんだろうけど、私は喜んでしまった。ごめんね。」と書いていました。何でもいいから生きてるぞ!意思や感情があるぞ!という姿を見て安心したかったんでしょうね。
持って行っていたこの小さな日誌アルバムを「家族のリアルな気持ちを知りたい」と熱心に読んでくださる先生もいて、とても嬉しかったです。
そして2階で出展されていた、ファミリーセンタードケアの「こどもかぞくまんなか」さんのところにもお邪魔しました。「靴を見てみたいです!」と言ってくださって、一緒に記念撮影まで (嬉〃∀〃)ゞ☆
いやもう本当に、みなさんにお会いできて嬉しゅうございました!ありがとうございました♪
キッズバリアフリーフェスティバルと同じで、娘が小さく生まれたという原点に帰ることはすごく意味があります。こういう場にいて、みなさんのお話を聞いたりすると普段意識しないこと、忘れているようなことを思い出し、いろいろ感じ、考えます。これはとても大切なことだと思います。
そして何より、今回の一番の目的であった由美子さんとの対面。実際にお会いしてたくさん話できたこと本当に良かったし、彼女の華麗なプレゼンも何度も見ることができて、勉強になりました(*^^*)。
凛として強くて、そして優しい由美子さん。帰りに雨が降り出してしまって、電停まで私に傘をさしかけながら送ってくれましたね。電車が動き出し、見えなくなるまで手を振って見送ってくれたその笑顔、忘れないよ~♪ そしてまた、会ってハグしてご飯食べていっぱい話をしましょうね!
充実の2日間に感謝・感謝の私でした☆
そんな今日の記事をお読みくださったみなさんにも、心から感謝いたします。
これからもみなさんに、たくさんの幸せが訪れ続けますように!
祈りをこめて。chochi-chochi☆
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※チョーチ・チョーチは協会推薦シューズ&協会認定「足育アドバイザー」です。
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