漫画「コウノドリ」。
2014/08/18
みなさんこんばんは。
周産期医療をテーマにした漫画「コウノドリ」。
単行本が出たので、日曜日に買ってきて家でじっくり読みました。
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出産は病気ではない。
だから、患者も家族も安全だと思いこんでいる。
毎年この産院で行われる2000件の出産で、
約300件の出産は命の危険と隣り合わせだ。
~帯の【あらすじ】より~
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そんな特別な事情の妊娠や出産のエピソードと、患者と医療者の葛藤が描かれています。
中に切迫早産で超未熟児ちゃんが生まれるエピソードがあり、それが私自身と家族に重なって、胸がいっぱいになりました。
私の場合は妊娠中毒症による帝王切開での早産でしたが、「少しでも長くお腹にいさせてあげないと命が危ない赤ちゃん」と「一刻も早く妊娠状態をやめないと命が危ない私」、手術に踏み切るタイミングによって「両方が助かる可能性」「どちらかだけが助かる可能性」「両方とも助からない可能性」があったと言えます。
もちろん先生が最善のタイミングをはかってのことですが、非常に状態が悪い私に代わって手術への同意。そんな究極の決断を迫られたのは主人だったということを、その重圧を、あらためて思いました。
「赤ちゃんにさわってあげてください」と言われ、恐る恐る保育器の中に手を入れる。
すると小さな小さな赤ちゃんが、パパの指を小さな小さな手で握る。
そのシーンはまるっきり、私達家族のシーンでした。
家族への感謝、先生や看護師さんたちへの感謝、いろんな形で助けてくれた全ての人たちへの感謝と涙が止まらなくなりました。
何のトラブルもなく順調な出産も、ママと赤ちゃんが命がけであることにはかわりないと思います。
この漫画の帯には「生命の誕生は神秘 奇跡の連続に感謝」とありますが、まさにそうだなぁと感じます。
子どものいる人、いない人、妊娠・出産に特別な事情やトラブルがあった人、なかった人で感じ方は違うと思いますが、親に対して、子どもに対して、自分やまわりの全ての人に対しての感謝を感じられる本だと思いました。
2巻の発売は9月末の予定だとか。次も必ず買います(*^^*)。
そんな今日の記事もお読みくださったみなさんに、心から感謝いたします。
これからもみなさんに、たくさんの幸せが訪れ続けますように!
祈りをこめて。chochi-chochi☆
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