赤ちゃんの足と靴

自分で靴をきちんと履けない時期・ベビーシューズの履かせ方のコツ。

2022/12/12

みなさんこんばんは。ブログの更新が1ヶ月空いてしまいましたが、その理由や思いで記事スペースを使うことなく(^_^;)、サクッと本題に入りたいと思います。今日は久々に足育的お話です!

正しい靴の履き方・サイズ合わせの基本

これまでにも何度もこのイラストを用いて、靴の履き方・合わせ方をご紹介してきました。

靴の正しい履き方

まず最初に、かかとの位置をぴったりフィットさせる。

次に、甲のベルトをしっかり締める。

そうして靴の中で足が滑らない・動かない・遊ばない状態にして、足ゆびが動かせるゆとりを確保する。これが基本です。

大きすぎる靴やスリッパ型のサンダル・スリッポン靴だったり、雑な履き方やつま先トントンをしていると、かかと部分はカパカパしているのに、靴のつま先部分で足ゆび詰まり状態になってしまう可能性が高いです。

足ゆびは踏ん張ったり地面を掴むような動きをしたり、蹴ったりといった様々な動きをするのですが、ゆび詰まり状態ではそれを阻んでしまいます。ゆび詰まり状態で歩きづらいということは…容易に想像できますよね。

自然な足の動きができないということは、足にとって・体にとって負担になってしまいます。なので、上のイラストはぜひ頭に入れていただきたいと思います。

日本足育プロジェクト協会でも、靴の正しい履き方として「かかとトントン、ベルトをギュッ!」というフレーズを広くお伝えしていますが、それはつまり先ほどご紹介した正しい履き方を実現するフレーズなんです。

自分で履けない時期のコツ

「でも、自分でかかとトントン、ベルトをギュッ!ができない時期は?」という点について、どうしたらいいのか補足させていただきますね。

とにかく基本は同じなのですが、1歳くらいで靴を履き始めて間もない頃は、赤ちゃんが座った状態で保護者が履かせてあげますよね。

その時、かかとの位置合わせやトントンは保護者が手を添えることで行いますね。そしてベルトをしっかり留めて「これでよし!」と思われている場合が非常に多いのですが、ここからが今日のポイントというか、お伝えしたいコツなんです。

実は座った状態で靴を履かせてもらった赤ちゃんは、まだ靴慣れしていないからだったり何となくつい?だったり、とにかく甲を丸めがち。

座って履いたときにありがちな状態

そうすると靴の底から足裏が浮いた状態になっていて、ベルトをギュッ!と締めて留めてあげたつもりでも実は外から見ても気づかない余裕が出来てしまっていて、いざ歩きはじめると靴の中で足が滑る・動く・遊ぶ、あるいは脱げてしまうということがあるんです。

座って履かせたあと、たっちしてチェック

なので、座った状態で「はい、ベルトをきちっと留めました♪」と思っても、たっちさせて靴の中に足がしっかり沈み込み・接地した状態で、かかと位置をチェックしてからもう一度ベルトを締めて留めなおしてあげて欲しいんです。

たっちしたときの赤ちゃんの足

そうすることで、靴の中で足が滑らない・動かない・遊ばない状態を実現します。

特に大きすぎる靴でもないし、きちんと履かせたつもりなのに脱げそうになる・歩きにくそうにする、なんて場合は特に、このひと手間を忘れないようにしてみてくださいね♪

今日は久しぶりに足育のお話を記事にしてみました。ぜひぜひ参考にしてください☆

そんな今日の記事をお読みくださったみなさんにも、心から感謝いたします。
これからもみなさんに、たくさんの幸せが訪れ続けますように!

祈りをこめて。chochi-chochi☆

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※チョーチ・チョーチは協会推薦シューズ&協会認定「足育アドバイザー」です。

※私と同じく、超未熟児ちゃんの育児経験から小さい赤ちゃん用の肌着・点滴用の肌着を製作・販売されているHappyFroggy.comさんはこちらです。≫

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