未熟児育ちゃんのお兄ちゃんも成長する。
2018/01/10
■超未熟児育児日記その8
※この記事は2000年に924gの超未熟児を出産した代表の過去の育児日記を振り返り、加筆しながらご紹介しています。
私は育ちゃんをきちんと認識してもらいたくて、育ちゃんの面会には欠かさずお兄ちゃんを連れて行きました。
育ちゃんが生まれた時に1歳7ヶ月だった彼は、ガラスの向こうの箱の中に生き物があるということさえわかっていなくて、ベビー室の中のいろんな医療器具を指差して「ぴっぴっぴ!っていーゆうねぇ。」なんて言ったり、どうでもいいことに意識が向いていました。
しかしそのうちガラスのお部屋の中の、そのまた箱の中に赤ちゃんがいることに気づいて一生懸命のぞきこむようになり、育ちゃんが伸びをしたりすると笑うようになりました。
ただ、ある時期から唐突に赤ちゃん帰りが始まり、ベビー室の中に私やパパが入っていくと「パパー!ママー!」と泣き叫んで怒ったり、 「育ちゃんのこと好き?」と聞くと、キッパリと「きらい!」と言ったりして、明らかにヤキモチを焼くようになったのが興味深かったです。
それでも育ちゃんがガラスのそばに来ると喜んで、「いくちゃん ねゆうねぇ。かわいいねぇ♪」とすごく嬉しそうな顔をするお兄ちゃん。 今思うと、長いようで短いような3ヶ月の入院期間中に、彼の心も表現力も、ものすごい勢いで成長したんだなぁと感じたものでした。
※こちらに超未熟児で生まれた娘の成長アルバムを載せています。写真公開を嫌がる年頃になったので小学校低学年くらいまでのものですが、2017年現在、元気な女子高生です♪
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※チョーチ・チョーチは協会推薦シューズ&認定「足育アドバイザー」です。
※私と同じく、超未熟児ちゃんの育児経験から小さい赤ちゃん用の肌着・点滴用の肌着を製作・販売されているHappyFroggy.comさんはこちらです。≫