ベビーシューズ ブランド名。
2014/08/19
みなさんこんばんは。
昨日、高知県中小企業家同友会の例会に参加してきました。
4社の方が取り扱う商品やサービス、経営理念、現状や課題、今後の展望について発表するという会でしたが、どの企業さんのお話も素晴らしくて、本当に勉強になりました。
その中で商標登録のお話も出ていたので、私もちょっと商標の話を書いてみたいと思います☆
まず、ブランド名である「チョーチ・チョーチ」。この意味についてはサイトやFacebookでも書いていますが、もう一度ご紹介しますね。
実はこれ、あかちゃんの手遊び歌から取っています。
ちょーち ちょーち あーばーば。
かいぐり かいぐり おつむてんてん。
という、あれです(^^)。
地域によって 「とっとのめ」 とか 「ひじぽんぽん」 などの歌詞もついているようですが、
私自身が慣れ親しんでいるのは 上に書いたような短いバージョン。
この歌の意味も諸説あるようで、単に「ハイ、こっち向いて~。手をたたいて~。」みたいなことを赤ちゃん言葉にしてあるだけ と言われている場合もあるようですが、私たちがまわりのお年寄りから伝え聞いたのは、「生まれてきた赤ちゃんに生き方を教えている歌だ」 というものです。
「あーばーば」 という言葉と 口を開けて手で軽くふさぐように叩くしぐさは
「余計なことをしゃべりすぎない。口は慎むものですよ。」 という教え。
「かいぐり かいぐり」 という言葉と 両手を胸の前で糸巻きのようにぐるぐる回すしぐさは、
「(手をちゃんとうごかして)怠けずにしっかりと働くんですよ。」 という教え。
「おつむてんてん」 という言葉と 頭を軽くたたくしぐさは
「物事はよく考えるんですよ。」 という教え。
では、「ちょーち ちょーち」 は? と言うと これはかしわ手を打っているしぐさで、
神様(全てのこと)に感謝することを教えると同時に、
この子が健康で幸せに育つようにと祈る意味がある と習いました。
私たちも全ての赤ちゃんが健康で幸せに育つことを祈りたいし、歩き始めの「よちよち」、赤ちゃんを少し離れたところから手をたたいて呼ぶ「こっち こっち」にも音が近くて連想しやすく、もうこれしかないでしょ! と名づけました。
「chochi-chochi」という名前がパッ!と降りてきたとき、
「やっぱり私はこれをやるのが使命なんだ!」と確信したものです(笑)。
そしてその名前を商標登録することにし、出願申請をしました。
しかしなんと!最初は拒絶されたのです!!
理由もちゃんと告げられましたが、私としては何で???という感じ。
商標って意外と難しくて、例えばロゴを見たときには全然違うものでも、読み上げた時に音が似ているとダメだったりもします。
「chochi-chochi」も、間にハートのマークが入った横文字のロゴで申請しましたが、ひらがな表記で 発音も似てると言い張れば1000人にひとりぐらいは似てるって言うかもしれないけどさぁ…というものと カブってるからダメって言われたんです(汗)。
この名前は何せ『使命』を表すものですから、簡単に引っ込めるわけにはいきません。
すみずみまでよく調べ、確認したうえで、この人(企業)さんはベビー靴のつもりで取ってないし、chochi-chochiを見てその読み方をする人なんてまずいないはずです。といったことを意見書として提出しました。
すると、きちんと理解してもらえたようで、ほどなくして承認されました♪
これで名実共に?特別な思いと意味のこもったベビーシューズブランド名が出来上がったというわけです☆
そのような名前ですから、チョーチ・チョーチからはもちろんのこと、我が子に贈るママやパパからも、出産祝いや赤ちゃん1歳のお誕生日プレゼントに贈る方からも、ブランド名を通して赤ちゃんの幸せな未来を祈る気持ちがたっぷりこめられ、表現されていると思います(*^^*)
そんな名前も大切にして、これからもチョーチ・チョーチは頑張ります!
どうぞよろしくお願いします☆
そんな今日の記事もお読みくださったみなさんに、心から感謝いたします。
これからもみなさんに、たくさんの幸せが訪れ続けますように!
祈りをこめて。chochi-chochi☆
※私と同じく、超未熟児ちゃんの育児経験から小さい赤ちゃん用の肌着・点滴用の肌着を製作・販売されているHappyFroggy.comさんはこちらです。≫