足育・歩育・靴教育。
2014/08/19
みなさんこんにちは。
みなさんは「足育(あしいく・そくいく)」という言葉を聞いたことがありますか?
「足のことをきちんと考え足の機能を正しく育てることで、健康な体をつくる」といった意味の造語で、「足の機能を正しく育てる」の中には「正しい靴選び」も重要なこととして含まれます。
子どもの靴を選ぶとき、きついのはもちろん、すぐ大きくなるからと大きいサイズを履くことも足に良くありません。
靴の中で足が前へ前へと動いてしまって、結局つま先に指が詰まった状態になったり、靴が動くのをおさえようとして足裏や足指に不自然な力が入ってしまうからです。
甲の部分がしっかりとフィットして靴の中で足が前後左右することなく、つま先には指が動かせる程度に少しゆとりがある。これがベストな状態。
お子さんが小さいうちはもちろん、自分で意思表示ができる年頃になっても、聞いてみて初めて「そういえばきつくなってきてるわ。」なんて答えるということもありますので、こまめにチェックしてあげましょう☆
ほかに「歩育(ほいく)」という言葉もあります。
こらちは健康促進や体力づくりのために、日常的な歩行を習慣づけようといった主旨の言葉。
私のように車がないと生活に困る地方人は、都会の人たちよりも断然歩行習慣がないので耳が痛いですね(^_^;)。
そしてドイツを中心に、ヨーロッパでは親が靴の正しい選び方をよく知っていて(学んでいて)、子どもに正しい履き方をしっかり教える「靴教育」があたりまえに浸透しているそうです。
「すぐ大きくなるからもったいない」という考えはなく、大きめの靴を買うことも、(消耗品だから)なるべく安いものがいいという発想もほとんどないのだとか。
デザインがかわいいかどうかや、子どもウケのするキャラクターかどうかよりも、足に合って健康に良いつくりかどうかの方を重要視し、厳しくチェックします。
脱ぎ履きのラクさも求めていなくて、しっかり留められる紐靴が一番人気なのだそうです。
日本はヨーロッパ諸国の人たちより脱ぎ履きする回数が断然多いので、特に動きまわって履かせるのが大変な幼児期は「じゃあ私も常に子どもに紐靴だけを履かせるわ」とは なかなかいかないと思いますが、
実際にドイツの人々のほうが足のトラブルが少ないと聞くと、最低でもサンダルを普段履きにさせたりするのは避けて、最初に挙げたような靴の履き方をきちんと心がけていきたいですね♪
私がベビーシューズを作ったのは「サイズがない」「ちゃんとした外歩きのがない」という不満を解消したかったのが始まりで、医学的なこと、人間工学的なところから入ったわけではありませんが、
開発や製作について専門家に協力してもらえたことは本当にありがたく幸せなことだし、私自身が今まで以上にこういったことも学んで・知っておく必要があると思っています。
チョーチ・チョーチは他にも「歩き始め」という大事な時期に特化したいろんなことを盛り込んでベビー靴をお届けしているので、さりげな~くみんなの足からの健康づくりに貢献できたら最高です!
そんな今日の記事もお読みくださったみなさんに、心から感謝いたします。
これからもみなさんに、たくさんの幸せが訪れ続けますように!
祈りをこめて。chochi-chochi☆
※私と同じく、超未熟児ちゃんの育児経験から小さい赤ちゃん用の肌着・点滴用の肌着を製作・販売されているHappyFroggy.comさんはこちらです。≫